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(ed.) MORRIS, Charles
Finding the North Pole
1909. 1st edition. W. E. Scull. 1 volume. 448 pages. 76 illustrations. 8vo (165x235).

チャールズ・モリス
『北極探検調査史』

本書は、クックとピアリーの二人の間で北極点到達の先着に関する論争が行なわれた渦中で書かれたものと推定される。クックは1908年4月21日、ピアリーは1909年4月6日に北極点に到達したとそれぞれ主張し、ピアリーの業績が1911年に立証されることとなった。本書は、これらクックとピアリーの探検の以前に展開された、J・フランクリン、J・C・ロス、J・ロス、N・A・E・ノルデンショルド、J・W・デ・ワングなどのさまざまな調査活動を詳細に解説している。北極探検史の概説書として最良の資料で、北極の科学的調査の目的、北極の動物・植物誌などにも言及している。