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LAUT, Agnes L.
The Conquest of the Great Northwest
1918. sixth edition. New York : George H. Doran Company. 1 volume. xxxviii, 826 pages. 1 illustration and 3 maps. 8vo (135x210).

アグネス・L・ラウト
『カナダ開発史』

初版の発行は1908年。第一部は、ヘンリー・ハドソン(1550頃-1611)による北西航路の開発とアメリカ大陸の植民地建設を描く。ヘンリー・ハドソンは、1609年に、テクセルからハーフ・ムーン号に乗って出港し、米国の東海岸に達して、ハドソン川を発見し、ニュー・アムステルダム植民地の基礎を作った。ヘンリー・ハドソンの四回に渡る探検・調査、ジェン・ムンクの探検が、この第一部(1610-1631)の主要な内容を構成している。第二部(1662-1713)は、フランス人ラディッソンによるハドソン湾地方の開発と、彼に続いた探検家たちが主役である。第三部(1700-1820)では、北西航路も調査とフランスの凋落に伴う諸国家間の権益を巡る闘争の時代が描かれている。