改訂・増補 インドネシア石油戦争の歴史
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商品コード: ISBN978-4-7603-0433-2 C0822 \3500E

改訂・増補 インドネシア石油戦争の歴史

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3,500円    (税込:3,850円)
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①17世紀初頭からのオランダ(ネーデルランド)資本主義の、インドネシアでの発展過程を詳細に叙述。
*1581年に建国されたオランダ(ネーデルランド)がインドネシアに進出したのは、オランダ(ネーデルランド)東インド会社が設立された1602年以降である。この1602年から1950年のインドネシア共和国の成立までの、300年以上に及ぶ、両国の経済史・開発史が、約100枚に及ぶ図版と表を用いて詳細に検証されている。
➁三次にわたる重商主義の内実を実証的に解説。
* 第1段階:重金主義(16〜17世紀)
金銀・香辛料(ナツメグ・クローブなど)など高価値商品の独占的取得
*第2段階:貿易差額主義(17〜18世紀)
輸出増大・輸入抑制により、本国の財政を支えるため、貿易黒字の最大化とプランテーション経営(コーヒー・砂糖・タバコ)の拡大
*第3段階:産業保護主義(19世紀〜20世紀初頭)
本国産業の保護と植民地からの安定的収奪のための強制栽培制度(1830年以降)の導入
➂1871年のジャワ島西部での石油掘削に始まり、その採掘を主導したBPM(Bataafsche Petroleum Maatschappij: バタビア石油会社)が撤退した1965年を経て、現代に至る「インドネシア石油採掘の歴史」を、編年体で、五段階に分類し詳細に解析。
* 第1段階:石油発見の開始時代(1870年代〜1890年代)
1885年、北スマトラでA・J・セイクラー(Aeilko Jans Zijlker、1840-1890)がテラガ・サイド油田(Telaga Tunggal I)を発見。これが後のロイヤル・ダッチ社の起源となる。
* 第2段階:ロイヤル・ダッチ社の成立と拡大(1890年代〜1907)
セイクラーの死後、油田開発は「Royal Dutch Company for the Working of Petroleum Wells in the Dutch-Indies」に引き継がれ、スマトラ・ジャワ・カリマンタンで油田が次々と開発される。
* 第3段階:BPM(バタビア石油会社)の設立と黄金期(1907〜1942)
1907年、ロイヤル・ダッチ社とシェル社が合併し、BPM(Bataafsche Petroleum Maatschappij)が設立され、オランダ領東インドでの石油事業を統括する中核企業となり、パンカラン・ブランダン(北スマトラ)、タラカン島・バリクパパン(カリマンタン)に油田・施設を設け、1920年代にはインドネシア産原油の95%以上を生産する巨大企業へ成長する。
* 第4段階:日本占領期(1942〜1945)
1942年の日本軍侵攻により、オランダ系企業の操業は停止。戦闘と撤退時の破壊により、1945年の生産量はピーク時(1938年)の七千四百万トンから八十四万五千トンへ激減
* 第5段階:1950年の独立後、油田は国有化されシェルは撤退(1945〜1965)
1957年、パンカラン・ブランダン油田が国営企業Permina(後のPertamina)の主要資産となり、1950年代後半には米系企業(Caltex, Stanvac)が進出し、BPMのシェアは34%まで低下する。
④理解を助けるための充実した索引と約100枚に及ぶ図版と表を掲載。
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