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1-0056
『湯液本草』(「中國中醫研究院圖書舘藏善本叢書」6)
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56,000円 (税込:61,600円)
(selected by) WANG, Hao Gu
Toeki Honzo
1996年12月/中醫古籍出版社/1函7冊/線装(袋綴じ)
王好古
撰『湯液本草』(「中國中醫研究院圖書舘藏善本叢書」6)(1-0056)
李東垣の高弟にあたる王好古の著作で、上巻が総論、中巻・下巻が各論の三部構成。中巻に草部が108種類、下巻に木、果、菜、米穀、金石、禽、獸、蟲等の八部134種類、合計242種類の薬物について記載されている。
だが、その半数に当たる128種類は、『金匱要略』『傷寒論』からの引用で、医者が常用していた薬物を選定し、その薬物についての諸家の説を採録したものである。ただ、金及び元の医家の説を多く採用していることが特色で、成無己や劉完素に始まり、張元素や李東垣によって拡大された新しい薬理説は、すべてこの書に統合されていて、金や元の薬方書の傳本が少ない今日、この資料の価値は極めて貴重である。